xcode開発環境を作る

iOS用の開発環境が必要になった

こんにちは、こたかです。

仕事でsafariプラグインを作ることになりました。もともとWindowsのブラウザープラグインとして実装していたアプリでしたが、今度iPadで使いたいとのご要望があり、開発に着手しました。

iOSアプリ開発に必要なもの

以下の機材など準備します。

  • xcodeの動く開発用のmac
  • Apple ID

これだけですが、注意点がいくつもありました。

macを選ぶ

macを選びますが、開発環境であるxcodeのバージョンに対応したmacを選ぶ必要があります。

以下に注意してmacを選定します

  • xcodeの対応macOSバージョン
  • macOSのバージョンごとの対応機種
  • macの利用可能な予想期間と価格のトレードオフ

あまり古いmacだとOSに対応できず開発できません。最新のmacはコスパが悪いです。

まずはxcodeのシステム要件を確認します。
Appleのサイトを参照します。
「Xcode」https://developer.apple.com/jp/support/xcode/

2024年2月時点で、「最小OS要件」で「macOS Sonoma」になっていれば、最新のxcodeが利用できそうです。

次に「macOS Sonoma」が動くmacを探します。
「macOS Sonoma に対応しているコンピュータ」https://support.apple.com/ja-jp/105113

「Mac mini (2018)」と「MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 ports)」がギリギリ対応。
今回は1年使えればよいのでこのスペックを探します。

macを買う

こたかはmacを買う時、中古かヤフオクで購入しています。今回はヤフオクにしました。
来年使うかどうか分からないので、中古の価格でも納得できなかったためです。

「Mac mini (2018)」ならメモリ追加できそうです。しかしストレージ交換はできないようです。
そこで、SSDが256GB以上で最安の「mac mini 2018」にしました。

主な仕様

  • CPU : intel core i3 3.6 GHz
  • メモリ : DDR4 SO-DIMM 8.0GB (4.0GB x 2枚)
  • SSD : 250GB (APPLE SSD AP0256M)
  • グラフィクス : Intel UHD Graphics 630 (HDMI)
  • Wi-Fi : IEEE802.11ac

mac mini 2018、実際に届いてみると、なかなか格好いいです・・・。
メモリはドスパラでDDR4 SO-DIMM 16GBを2枚購入しました。

mac mini とメモリ合わせて、37,310円でした。

10年前にmac bookを購入した時も3万円位でしたので、あまり変わっていないようです。
あの時はメモリを増設しHDDをSSDに入れ替えて、macOSをDVDからインストールしました。
結局その後10年間、Apple関連の開発案件が無く残念でした。

キーボードについては以前からmacのキーボードをWindowsで使用していました。打ちやすさが続く良いキーボードです。
マウスはWindowsで使っていたバッファローの静音ボタンのマウスを流用することにしました。

そのためWindows用にキーボードとマウスを新調することになってしまいました。

macOSのバージョンアップ

動作確認を兼ねて、OSのアップデートをしました。

Apple IDを取得してログイン、OSの更新を行います。
特に問題は無く、OSの更新に成功したようです。

メモリ8GBでは足りないので、メモリ圧縮が動いてしまいました。
動作も何だかもっさりしています。

メモリを交換する

メモリが足りないのは想定済みでしたので早速、mac mini 2018のフタを開けてメモリを交換します。
このフタ、ネジの形状がトルクスネジです。

アマゾンでドライバーも購入します。
ドライバーと交換したメモリはこのような感じです。
ただ、このドライバーだとファンを外す時に柄がぶつかってしまい、ネジを回す際にファンの外装に傷がついてしまいました。
軸長が15cm位あったほうが良いかもしれません。古いmacのためか、ネジがやたら固かったです。

macを起動

無事にメモリ交換終了、32GBに増設できました。
メモリ圧縮も無くなり普通のデスクトップ機並みに動くようになりました。

xcodeとiPadシミュレーター起動時で、使用メモリは11.6GB程度。それとは別にキャッシュされたファイルで13.6GB程度使われています。
つまり、メモリ8GBでxcode開発しようとすると、アプリだけでも4GB以上メモリが足りないということになります。

まとめ

今回は、macの準備まででした。
古いmac miniでもメモリ交換することで32GBマシンにアップグレードできることが分かりました。

新型のmac miniでは、メモリもSSDも交換できないようですのでご注意ください。

次回は、xcodeで開発を進めていきたいと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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