プラダンボールで障子を作ると良い件
目次
障子はすぐに破られる
こんにちは、こたかです。
6月も終盤、暑くなってきました。
さて、今日は障子についてです。障子は紙が貼られているわけですが、
子供たちに破かれてしまう事も多いです。気持ちも分かります♪
こたかの家では障子がやられるたびに進化していきました。
- 習字の半紙
- ホームセンターで売ってる障子紙
- プラスチック障子
- プラダンボール4mm厚
- ポリカーボネートダンボール
習字の半紙は耐久性に問題
まず、習字の半紙ですが、使用中に日光で劣化し、穴が開きます。
その後、全体的に餃子のはねのように固くなり、触るだけでパラパラと粉々に・・・。
メリットは、とにかく安い。時間はあるがお金がない学生時代からお世話になっていました。
ホームセンターで売ってる障子紙
さすがに半紙では無理がありましたので、専用の障子紙を導入。これはなかなか快適で、日光に当たっても耐えることができました。
それでも、3年程度で、黄ばみがひどくなってきます。
しばらく使っていたのですが、子供が穴をあけで修復のいたちごっこに。
対策が必要と考えました。
プラスチック障子
プラスチック障子は3倍丈夫!と言われてはいますが、なんと障子に調理器具の「おたま」を投げつけられてしまい、一撃で穴が開きました。
しばらくセロテープで補修して我慢しました。
プラダンボール4mm厚
ホームセンターでもっと丈夫な障子を考えていたところ、養生用プラダンボールが目に留まりました。
これなら、「おたま」では穴はあけられまい♪
ついでにガラス戸用レールをセットで購入し、窓枠に合わせてカット、設置しました。
耐久性は抜群、断熱効果まで発揮
プラダンボール化してから何度か「おたま」が投げ込まれたようでしたが、穴は開きません。耐久性はバッチリです。
しばらく使ってみると、冬でしたが、部屋が暖かく感じました。断熱効果もあるようです。
その後、段ボールの空洞部分が結露していました。空気が流れているようです。
そのため段ボールの隙間を養生テープでふさいでみましたが、結露は完全には無くなりませんでした。
養生テープをやめてアルミテープで塞ぐ
同じようなことは皆さんやっているようで、アルミテープで隙間を塞いでいる人がいました。
この方法にしてからは、結露していません。
アルミテープの加工では何度も怪我していますが、ポイントは「こすらないこと」です。
それでも加工中に曲がってきて手に接触することがあるため、軍手などを使用したうえで、ゆっくり作業すると良いです。
プラダンボールは「しなる」
ベランダサイズ(高さ180cm)の障子を作成したところ、どうもプラダンボールが「しなる」ようです。湾曲して隙間が空いてしまいました。
フレームを省略しプラダンボールのみ部分的に木材で補強していたため、もはやベニヤ板2枚を立てかけてあるだけの状態。
断熱も何もありませんでした。
2重窓のフレームキットを発見
ホームセンターで解決方法を考えていると、2重窓のキットが出てきていました。
少々高価で、木材で制作する場合の2~3倍程度でしょうか。
木材でフレームを作成した時は、長さ180cm、太さ2.1cmの角材に5mm程度の細い棒をボンドでくっ付けて溝を作り、そこにプラダンボールをはめ込んで使用しました。
フレームは直射日光にさらされる条件でしたので、白いペンキで塗装し、保護しましたが、この塗装に2日ほどかかりました。乾かすためです。
フレームキットは、既にプラダンボールが挟み込めるように加工済みなので、作業工数が短く済みます。カット次第では美しい仕上がりにできます。
強度的には、さすがに角材の方が丈夫でした。フレームキットでは厚さが11.8mm、角材は21.0mmあります。
フレームキットでは高さ180cm程度の戸を作ると、閉めるときに若干しなります。対策としてアルミの補強材が販売されているようですが、こたかは使用したことがありません。
フレームキットでは全体が軽くなります。角材の場合は重くなります。
ポリカーボネートのプラダンは丈夫で綺麗
プラダンボールよりもポリカーボネートダンボールの方が丈夫で見た目も綺麗です。
価格面ではサイズ180cmの場合、プラダンボール1000円程度に対してポリカーボネートは3000円~4500円位と高価です。
こたかは、プラダンボールで何枚か作成してから、ポリカーボネートに挑戦しました。
ポリカーボネートは固いので、カッターナイフで切る時は何回かなぞって切断しました。
仕上がりは、プラダンボールよりも固いためか、まっすくで張りのある感じです。閉めたときの音も甲高い音がして高級感があります♪
プラスチックの劣化を障子紙で解決
プラダンボールをそのまま直射日光に当たる状態で使用していると、劣化して表面がザラザラになったり、プラスチック臭を放ち始めます。
こたかは、プラダンボールの外側に両面テープで障子紙を張って劣化防止にしています。
効果のほどは良く分かりませんが、プラスチック臭は少ないと思います。
開け閉めの際に障子紙が巻き込まれて、ビリビリになってしまい放置しましたが、その時はプラスチック臭が強くなった気がします。
やっぱり、障子には障子紙♪ 戸がプラスチックになっても健在です。
障子紙には日光を防ぐ知恵が練りこまれているということですね。
まとめ
今日は障子のお話でした。こたかは和風なものが好きで、障子も好きなのですが、機能面では時代遅れと感じています。
プラダンボールなど新しいテクノロジーを融合させて新しい和風を作っていきたいですね。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。