プラダンボールで障子を作ると良い件-3

目次
資材がそろったので組み立て
こんにちは、こたかです。
暑さがきびしくなってきました。
障子の資材が届いたので、組み立ててみました。
戸1つ作るのに30分はかかる
光モールの2重窓キットで障子を作成すると、以下の工程になります。
- 間口のサイズを測る
- レールを切る
- 間口にレールを取り付ける
- フレームを切る
- プラダンを切る
- アルミテープでプラダンの空洞を塞ぐ
- プラダンにフレームをはめる
- 戸をレールにはめる
計測と計算を間違えると、うまく収まりません。
ポイントは間口の4辺を確認する
間口は台形になっています。左右で高さが異なる場合と、上下レールの長さが異なる場合があります。
間口の計測で間違ってしまうと、組み立てた後に気が付き、修正が大変になるので、4辺計測します。
レールのカットは少し短め
サイズぴったりに切ると、左右のガイドを取り付けられなくなります。
ガイドを入れない場合は数ミリ短く切ると、取り付けが楽になります。
戸の左右フレームの高さは「間口-上下レール厚-2mm」
ふすまの構造を参考にした場合、戸の左右のフレームは間口と同じくらいの高さになります。
上下レールの厚さを考慮して5mm短くする必要があります。
戸の高さで「たわみ」を考慮する必要があります。120cmと170cmではたわみ具合が違います。
本来であれば、戸のはめこみ時には戸を持ち上げてレールに入れますが、光モールの上レールは溝が浅いので、あまり誤差が許容できません。
そして、作成する戸のサイズにもよりますが、大型170cm程度になると戸がたわみます。許容通りに作っても戸がたわんでしまい、戸がレールから外れてしまいます。
こたかは、あえてフレームの高さを「間口-上下レール厚-2mm」でぴったり作ってしまい、
戸をはめるときは、戸を下レールにはめてから戸をたわませて、上レールにはめるようにしています。
たわみがひどく、上にはめてから持ち上げて下レールに入れるのは難しいです。
間口の左右で高さが違う場合は、戸の上下も間口の最小に合わせる必要があります。間口の左右で上レールの溝よりも差が出てしまうと、戸を広い側に移動させたときに戸が外れます。レールの外側にスポンジや、あて木を追加して高さを整えます。
間口が小さい場合は、たわみも小さいため、許容内で作れば、ぴったり収まります。
プラダンを切る
プラダンのサイズは、戸のサイズ-2cmが正しいのですが、-3cmちょうど良いです。左右1.5cmずつ、上下1.5cmずつのマージン。
間口の高さ175.2cmの場合で、戸のフレームの高さを175cm、プラダンボールの高さについては
- 171cm … NG。小さすぎ。ギリギリ
- 172cm … OK。ちょうどいい
- 173cm … NG。きつくて滑らない。結局1cm小さく再加工した
となりました。
アルミテープを貼る
アルミテープはプラダンの空洞を塞ぐように貼ります。
極論、塞がれば何でもいいです。なるべくプラダンの切り口に平行に貼ります。4mmの厚さがあるのでその分、中心を考慮します。
斜めになってしまうと、見た目が悪くなります。
軍手があると怪我を防止できます。
プラダンにフレームをはめる
フレームは軽くはめ込んだ後、ゴムづちで叩くとしっかり入ります。全体的に平行になるようにはめ込みます。
プラダンの筋が目安になります。
戸をレールにはめる
上方でも書きましたが、170cmの大型の戸では下レールにはめてから、たわませて上レールにはめると楽に入ります。
小型の150cm以下では、たわみが少ないので上レールにはめて持ち上げて下レールにはめます。
まとめ
今回は障子のDIYで組み立てのお話でした。
計測とフレームのマージンの計算が大変でした。戸は戸の完成図を作成してから作業しています。
フレームの組み方とプラダンボールの位置を書いていましたが、実際に取り付けると、計算間違いがあり大変でした。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。